リンガフォン怖い 投稿者:Uncle Tom 投稿日:2004/11/22(Mon) 01:07 No.11 | |
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 | こんちは。とっても役に立つウェブサイトですね。感動です。 さて、僕も少しでも皆さんの役に立とうと思い投稿します。
僕の大親友にリンガホンの販売会社トランスパシフィックに勤めてるとってもいいやつがいます。彼は、素晴らしい性格とキャリアーを持っているのですが、その会社の求人広告の週89000円という金額に目がくらみ、勢いで入社してしまいました。当時は、僕にいつか車でも買ってやろうと大口をたたいていましたが、今じゃ毎日コンビニのおにぎり一個を大事に食う生活を過ごしてます。という事で、今日はそのすさまじい金の亡者の宗教団体的な英会話クールを紹介させてください。彼が泣く泣く僕に打ち明けた、つらい記録です。彼の二の舞を作りたくないのと、そんな学校に無理やり入った人を救えればと思います。
太郎君(仮名)は、この会社の説明会に参加しこの会社がいかに素晴らしいか、また儲けられるかを淡々と聞かされたそうです。質問をする隙もなく、いいことばかり並べ立て、具体的なことはあまりこの段階では、訳も分からず面接に進んだとのこと。二回に渡るその説明会ですっかり洗脳された彼は、あっけなく面接を突破し採用決定を喜びました。一週間にわたる、勧誘の営業方法を学び、実際にどんな事をするのかも具体的に分からないまま入社式へ。完全歩合制だとはっきり分かったのは、研修のかなり後半のときだったそうです。会社からは、ほとんど何も出ず、(交通費、保険なんてもってのほか)コピー代までとる始末。それでも大拍手で迎えられた太郎君は、そのときはかなり張り切っていたそうです。
あさ10時30分出社というのはうそで、それより早いときもあり、休日も日曜日月曜日という事ですが、みんな金のためにほとんど出社してるそうです。 出ないと一生懸命じゃないみたいな雰囲気があり、休みづらいそうです。彼は、休みなしの週もありました。やっている事は、皆さんもご存知でしょうが、キャンペーンを名乗った、本屋さんでの営業です。旅行券やら、図書券やらの抽選という名目で、客の連絡先をゲットして、その場か、また後で勧誘するといった方法です。その皆さんの情報も、きちんと管理されてるわけでもなく、持ち出そうと思えば、何とでもできちゃうそうです。本屋さんで、”英語の上達できる方法を教えてあげる”とか言って、喫茶店などに誘うそうです. 抽選の金権は、当たるはずもなく、営業トークの台本に、”今回ははずれましたが、、、”なんて事まで書いてあるそうです。それを利用して、学校に招待し、勧誘するとてもせこいやり方に、太郎君は、とても自尊心を失ってしまいました。
それでも、成績を出さないと、ハブにされ、まるで小ばかにされているような目で見られるそうです。20歳そこらのブリブリした女の子が、フェロモンで獲った数字に、嫉妬を感じる日々だそうです。まー数字の上げられない彼のせいでもありますが、元をとったら辞めるという意地があるらしく、そのように辞めるに辞められない方が、ほかにいっぱいいるそうです。郊外まで行って "お願いしまーっす!”と一日中気合を入れても、何の成果もない日が、多々あるとのこと。愚痴をこぼすと、ネガティブだ!と会社の方針に逆らう事になり、会社の人に相談する事すらできないそうです。そうそう、朝礼で、気合を入れるために、教訓みたいなものを、みんなで叫びながら読むそうです。 太郎君は、宗教団体みたいだ、と語ります。みんなとにかく、洗脳されてしまっているそうです。
太郎君を始め、カウンセラーのほとんどが、英語を話せません。そのくせ、"この時代ですから、英語ぐらいできないとネぇー"なんて言わなくてはならないそうです。皆さんも今度是非とも突っ込んでみてください。そのカウンセラーとやらが、どれくらい英語できるか。ですから、勧誘の仕方も、英語というより、人生観のほうからじわじわブロージャブを打ち続けるそうです。夢一緒に叶えましょうとか何とか。でも、実際ここ販売会社だから、金もらったら、後はどうでもいいんですよね。そんな話を、一時間のつもりが、4時間5時間話すことになるそうです。入会するまで、帰さないと教えられてるからです。入らないと、人生の敗北者みたいな言い方をするそうなので、悔しさのあまり入ってしまう人もいるそうです。一人、二人カウンセラーが集まってきたら気をつけろとのこと。もういじめみたいだそうです。だって、みんな生活もろにかかってるんだもの。入会させなきゃ、0ですから。
リンガホン自体は、いい学校、そして教材なのですが(かなりぼったくってるらしですが)、この売り方は、僕もまずいと思います。社員も幸福じゃないし、自分の学校の首を絞めてることに気がつかないのでしょうか?この学校が、以前国から注意を受けた事があるというのも、納得がいきます。本屋さんも、変なうわさ立てられる前に、目先のコミッションよりも、先のこと考えたほうがいいかも。
という事で、今太郎君にすぐにでもやめるように勧めてます。もし客を一人でも取れば、その人に対しての責任と、罪悪感を彼が持つのが目に見えてるからです。皆さんも、気をつけてください。 |
| Re: リンガフォン怖い あい - 2009/12/10(Thu) 01:17 No.89 | |
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 | 太郎君はあなたですね。お疲れ様でした。 |
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